概要

「空の戦士たち/Someone for Someone」、レンのパーティメンバー。

守護神はナルザル。不滅隊所属。頭の回転が速く、口の上手い黒魔導士。

パーティメンバーの財布を握っている。ケチで商売上手なため、活動資金の稼ぎ頭。

元霊災難民で、レンと出会う前は闇家業に手を染めて金を稼いでいた。そのためハングリー精神が強く、金になることに目ざとい。普段は無口で必要な時以外はしゃべらない。

酒好きで酒豪。めったに酔わない。ただし酒が入ると普段と比べて少しだけ饒舌になる。

ファルウィブと共にパーティの汚れ役を引き受けている。

元はウルダハで悪い意味で有名だった闇商人。詐欺に詐称、ぼったくり、騙し、暗殺。名前をころころと変え、顔も一切見せなかった。かつては不滅隊に指名手配され、ラウバーンや将校たちをうならせていた大悪党だった。しかし離れて暮らしていた唯一の肉親である心優しい母がその噂を耳にし、自殺。絶望の淵に立たされたゼゼット自身も逃げるのをあきらめ、不滅隊に自首して死刑を待つ身になるかとあきらめていた時、ファルウィブ、レンと出会う。身の上話を聞いたファルウィブは自身と似た境遇のゼゼットに同情。レンもまた、「犯した罪を自覚しているのなら、その力を貸してくれないかな」と手を差し伸べ、仲間になる。

今のゼゼットに罪を償おうとする思いはない。奪った命がある以上、最大級の償いは自身の死だと理解しているからだ。だからこそ、汚れ切った自身にしかできない仕事を全うする。レンの姿はまぶしすぎる、と自ら影に溶け込むように。

黒魔導士

Zezett・Nenett/ゼゼット・ネネット