Victor/ヴィクトル
幾年を生きる姿のない怪物
「俺には「世界を救おう」なんていう、うすら寒くて崇高な趣味はないね。ただお前という一人の”人間”の一生が、どれだけちっぽけなものなのか知りたくなっただけだ。」
性別:無性
血液型:?
誕生日:????
年齢:不明
出身地:エルピス
種族:アウラ・ゼラ(?)/ エンテレケイア
一人称:俺
二人称:お前、(名前)
概要
「空の戦士たち/Someone for Someone」、レンのリテイナーであるヴィクセンの姿をした正体不明の人物(?)。
守護神はラールガー。ヴィクセンと同じように女性や子供には紳士的だが、基本的には皮肉屋なヴィラン気質。しかし非人道的なことはしない。男女問わず言葉や態度で弄ぶ節がある。すでに死してしまった恋人を、まだ想う一途な一面も。性格はよくはないが、関わりが深い人物には情を持ってしまう。口が達者で口喧嘩には負けたことがない。
誑かし、眺めてにやにやするのがお気に入りなので初心うぶな子や素直な子が好き。気分屋なので、幾年を生きていても興味があることは知っているが興味がないことは知らない。好き嫌いは特にない。…というのも、味覚がないため。唯一ほんのり感じるのが苦味のため、紅茶やコーヒーをたしなむ。しかし苦味を感じることが自らが人間であるかのように思えて不気味なため、ミルクや砂糖をたっぷりと入れる。
ヴィクセンが大嫌い。レンと行動を共にしている以上、レンのリテイナーであるヴィクセンとは嫌でも顔を合わせなければならないのだがそのたびにお互いを殺したいほど憎んでいる。いくら反転色とはいえ、自分の体を使って好き勝手されるのが気に食わないヴィクセンと、そんな彼の思いを知ってなお彼をあおり続けるヴィクトル。だいたい喧嘩の発端はヴィクトルである。しかしヴィクセンは恩人でもあり主でもあるレンからいがみ合わないように言われているので手出しできない。
⚠️以下パッチ6.0ネタバレ注意
エルピスにて、ヘルメスに生み出されたエンテレケイア。メーティオンを生み出す実験過程で「失敗作」として不完全なまま生み出され死亡、弔われた…と思われていたが、実は実験は成功。命も姿も持たないエーテル体の怪物として生を受けていた。デュナミスによって他の物の姿を模すことができる。当初は学習能力などなかったが、様々な生物に擬態してはその「命」を経験し、疑似的に生き死にを繰り返したことで「学習」ではなく「進化」し、感情を身に着けた。実際は命も姿も持たない「虚無」のため、終末を生き延びて今に至る。その中で記憶を失う前のヴィクセンを知り、その出自に興味を持ち、彼に擬態。ゆえにヴィクセンが失った記憶も有している。言わないのは面白がっているから。
古代人の”ルクトシアス”を今でも愛している。
関連
- 模倣先
- 故・恋人
- 一番性格に影響を及ぼした人物
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